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ミス・失敗対策
ピアノに限らず、どんな楽器でもミスや失敗は避けたいですよね。
ミスをなくすことはできるのでしょうか?
減らすことのできるミス
まず最初に、同じミスと言っても、
- 仕方のないミス
- やってはいけないミス
の2つがあります。
うっかり違う鍵盤をたたいてしまったり、間違えてしまったり、
言ってみれば事故のような失敗は仕方のないものです。
一方、やってはいけないのが、こういったものです。
- 何度も同じミスを繰り返す
- 余計な鍵盤を弾いてしまう
- リズムやタイミングが狂ってしまう
これらは、努力次第で避けようと思えば避けられるものです。
何度も同じミスを繰り返す
癖になってしまったように、何度も同じ場所で失敗してしまう。
これは、単純に練習不足です。
「あ、ここは間違えるな」と分かっているのですから、
何度も繰り返し練習して正く弾けるように癖をつけなおせば良いのです。
余計な鍵盤を弾いてしまう
自分の意図した鍵盤ではない音が出てしまう。
これは、指の動きがまだついて行けていない場合が多いです。
まず、余裕をもって鍵盤まで指が伸びるようにしましょう。
十分に手が開くよう関節を柔らかくします。
もうひとつ、指の無駄な動きをなくして、
スムーズに正確に鍵盤が叩けるようにしましょう。
指を大きく上げすぎたりせず、綺麗なフォームを心がけます。
リズムやタイミングが狂ってしまう
リズムが狂ったり、タイミングを間違えてしまう。
そんなミスの対策としては、メトロノームを使って
正確なリズム感を鍛えるトレーニングが重要です。
それと同時に、演奏中は“休符”の時間をしっかりと意識しましょう。
演奏中はどうしてもピアノを“弾く”ことに集中してしまいます。
“次に出す音”ばかり考えてしまい、タイミングが早くなってしまう。
というのは良くあることです。
音を長く伸ばしている間や、音を出さない“休符”の時間。
つまり、ピアノを“弾かない時間”も意識するようにしましょう。
そうすれば、リズムが速くなることはなくなります。
こんな風に、予想できるエラーは、事前に対策を立てることができます。
自分がどんなミスをしがちなのか把握して、早めに修正しておきましょう。
ミスを気にしない
そして、ミスや失敗を防ぐ一番のコツがあります。
それは「ミスを気にしない」ことです。
こう言ってしまうと身も蓋もありませんが、一流のプロ演奏家でもミスはあります。
どんなに気を付けていても起こり得ることなのです。
演奏中は失敗したからと言って、途中で止めるわけにはいきません。
いつまでも小さなミスを気にしていると、演奏に集中できなくなってしまいます。
そうしてまた次のミスをする、という悪循環になってしまうのです。
顔や態度に表してしまうのも駄目です。
プロとアマチュアの違いは、ミスを気づかせないことです。
失敗した時に「失敗した!」という顔をしてしまったら、
聞いている方にも「あっ、今失敗したな!」とバレてしまいます。
何食わぬ顔をして演奏を続けていたら、
なかなか気づかれるものではないのです。
多少のミスは無視して、演奏に集中する。
それが新たなミスを増やさない一番のコツなのです。
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